映画「ラプラスの魔女」 感想:尺が長い~

先日予告した通り、ラプラスの魔女の映画見てきましたYo!

東野圭吾原作「ラプラスの魔女」映画版

櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、リリー・フランキー、豊川悦司という豪華なキャスト

監督は三池崇史。

前評判は知りませんが、東野圭吾ファンということで見に行きました。


たまたまでしたが、公開初日(2018/5/4)。

東京は舞台挨拶あったようですが、大阪は翌日5/5だったようで一足先に見てしまいました。







原作本は出たときに読んだので全然覚えていませんでした。(2015年なので3年前)

そこまで面白かった記憶はなかったんですが、多分原作よりも面白くなかったと思う。読み終わった後は「もう一つだよなぁ」って感覚だった記憶がありますが、映画は「きついー」って感想だったので。


ストーリーに関しては映画を見つつ、『そうそう、こういう感じだったなぁ』と思い出しつつ見てました。


率直な感想を言わせてもらうと『長い…。特に後半が冗長すぎる。全体でも30分くらい削れたんじゃない。』

特に見せ場もないし、書いてて申し訳ないですが『映画館で見なくても…』と思ってしまう映画でした。


特に後半の廃屋屋敷の場面はヤバイ。もう、尺が長すぎる。トヨエツ浮きすぎ。もう、最後どうやって終わるんだろうって見てるほうがヒヤヒヤした。


なんか、まとも(重め?)な内容にしたのはわかるんだけど、原作ではもうちょっと軽い部分もあった気がするんだよなー。
(高嶋政伸役なんかも、個人的には本で読んだイメージとちょい違うし。リリー・フランキーさんは役柄的にもよかったなぁ)



タイトルにも記載しましたが、そもそもがそこまで重厚に感じる原作でもないので(お母さんが亡くなるシーンは重いのと、テーマは重いかもしれないがストーリーも謎も深くない)、もっと尺を短くして見せてほしかったかな。見ていて最後の20分位は激烈に長く感じた。

廃屋の豊川悦司の演技は見てられなかった。本当に素人がいうことじゃないんでしょうが、映画館まで足を運ばせていただいた一視聴者として言わせてもらうと浮きすぎてた(赤のコートはよかったけどね)。櫻井翔と広瀬すずの間に流れていた空気も長すぎ。広瀬すずと福士蒼汰の間の愛情(友情?)ももう一つ描ききれてなかったですし。


無理に重くしている感があったなぁ。

半端だったので、どうせならもっと軽くてよかったと思う。

ファンではないんですが、広瀬すずさんは良かったんじゃないんですかね。

あと、志田未来さんのところで軽くしたいといったところだったんでしょうか。ミャンマージャンパーとか。


一番良かったのはエンディング曲がいい曲だった。

全く知りませんでしたが、アラン・ウォーカー「FADED」という曲。有名な曲らしいですが、いい曲でした。


東野圭吾さんのいちファンとして言わせてもらうならとりあえず期待せずに見に行くことをおすすめします。櫻井翔さんはじめ、出演者のファンの方々なら見るのはいいと思いますけどね。(櫻井翔さんと広瀬すずさんは結構出ているので、そういった観点からはいいのかもしれません)


単に原作ファンの方は、ビデオやTVでも十分かと。

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