「Dr.MITSUYA~世界初のエイズ治療薬を発見した男~」
ビデオに録っていたので、やっと見ました。
いやー、どうやって治療薬を作ったかの過程をしれればいいな、と思っていただけでしたが
とにかく面白かった。
久しぶりにいい番組見たなぁ、と思いました。
こういう番組を作ってくれるのがNHKの価値だと思います。
最初の薬が、製薬会社が特許を取りまくって、高額だったために自分たちで研究を重ね、新たな薬を作ったがその特許はアメリカ合衆国に属しているという。
特許権を持ってないというどれだけかっこいいんだか。
40代以上の方ならわかるんでしょうが、本当にエイズが最初に報道された時は、不治の病であり、当初は原因も不明。
エイズになったら(実際は発病したらでしたが)、100%死亡するといった恐怖の病気でした。
感染経路もわからないため、とにかく恐ろしいといったパニック報道だったことは覚えています。
今では、1つの病気といった認識に変わっているんでしょうか。
恐怖報道されていた時代を知っている人ならこの番組は感動できると思います。
研究していて娘をすぐに抱きかかえられない。
自分も死ぬかもしれない。
そんななかでの研究。
救われる命だけでなく亡くなった命。
印象的だったのは、原因がわからない当時のエイズ患者は、ガンで亡くなる方より悲惨だったといった様子。
(誰も来ない、差別されるといったことです)
使命感というか自分がやらないと。といった決心になったのはその通りだったんでしょう。
周りにも助けられたといった点も取り上げられていましたが、それだけの魅力を満屋裕明医師が持たれているからでしょうね。
その人柄もにじみ出ているいい番組でした。
また、再放送もされると思いますし、オンデマンドでも見れます。
見る価値あった番組なので、書いてしまいました。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3715/2225291/index.html