7作目ですが、この作品がポール・ウォーカーの遺作。
私は、1作目と6作目はビデオで見ましたが、後はすべてスクリーンで見てきました。
ワイルド・スピード1が2001年なので14年弱くらいですか。
1作目は面白かったですが完全にB級映画だったので、
続編が続くのもびっくりしましたが、
こんなに続くシリーズになるとは本当に思いませんでした。
その中で最多の出演が主役のヴィン・ディーゼルではなく、ポール・ウォーカーでした。
(ヴィン・ディーゼルは2作目、3作目は出てません。
3作目の最後だけちょっと出てますがポール・ウォーカーは3作目のみ未出演。)
見てきた方ならわかりますが、ワイルド・スピードの醍醐味は
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーのコンビ愛というか友情。
(そもそも1がそれで終わっている内容なので)
最近はチームが出来て、ホブス捜査官との微妙な友情までありますが、
やはり二人中心の物語。
特に4からは制作費も出るようになったのか(?)
カーアクションも派手になってきて一般向けの映画になってきました。
それでもメインテーマは変わらず面白かった。
4(ワイルド・スピードMAX)はヴィン・ディーゼル復活祭ということで
それだけで面白かった。
5(ワイルド・スピードMEGA MAX)は、話もチームプレイとしても
一つの完結系というくらいの出来て面白かった。
(新たな敵役ということでホブスもいい味でした)
6(ユーロ・ミッション)は映画館で見てないので大きなことは言えませんが
アクションだけで話はそこまで面白くなかった。
こうやってずっと見てきた中で、ポール・ウォーカーの事故死。
単純に哀しかったです。
もう、GT-Rを愛してくれたポール・ウォーカーを見れないのか。
それだけで哀しかったです。
二人の弟が協力して、シナリオも変更して出来上がったという
「ワイルド・スピード スカイミッション」
もう、おもろい・おもろくないとかじゃなくポール・ウォーカーの遺作として
見とかないとといったものでした。
内容はもう、アクションだらけ。
カーアクションだけじゃなく、ファイティングアクションも盛りだくさんで
これだけ見ても十分楽しめる内容でした。
6(ユーロ・ミッション)とは違い、本当に面白かった。
(けど、アクション続きすぎて疲れたが…)
前と多分監督違うのかな。その影響もあるのかと思います。
ネタバレになりますが、ドバイ(でしたっけ?)での、
ビル飛び3連発(4連発でしたっけ?)はたまらん内容。
ポール・ウォーカーが最後にメインで乗るのが
青のGT-Rっていうのもたまらなかった。
(子どもとの会話も日本車びいきなのも嬉しい限り)
あと、ポール・ウォーカーのためにかもしれませんが、
ポール・ウォーカーのアクションシーンが多く感じました。
これもカット多めにしたのかなぁ、と思いつつ見てました。
最後はどう終わるんだろうと思ってましたが、
毎度(?)の挨拶せずにヴィン・ディーゼルが去り
ポール・ウォーカーが追いかける。
その前の海辺でのチームが見送るシーンも愛に溢れています。
ドミニクにブライアンが追いついたシーンからは、
CGって完全にわかるんですが、それでも
そこからのシーンは涙なしには見れなかった。
劇場が混んでたので涙は堪えましたが(って出てましたが)、
人が少なかったら号泣してましたね…。
ドミニクが乗るダッジ・チャージャーと
ブライアンが乗るスープラ…
1を思い出さずにいられない。
スープラがオレンジではなく白だったのは、
白のスープラがポール・ウォーカーの私物だったものを
そのまま使っているためらしいですが、それは後で知る話。
ブライアン(ポール・ウォーカー)のシーンが1からのものが
フラッシュバックのように流れ、涙。
そして、ドミニクの声。
最後に2台が分かれていく…。
そして、最後に「For Paul」
本当に最後なんだなと。
今後はどう展開するかはわかりませんが、
最初からの「ワイルド・スピード」はこの7で一旦完結です。
ありがとうポール・ウォーカー
ありがとうブライアン・オコナー
……。